切迫流産・切迫早産中 -初めて妊娠記録-

高齢出産で初妊娠の記録として、切迫流産・早産や自宅安静中のこと、気になるお金のことなどを書きます。

自宅安静と家事支援

切迫早産・切迫流産で自宅安静となったら、家事は一切やらないぐらいの覚悟が必要です。

家事に対する責任感や一切のプライドを捨てて、褒めたり謝ったり「ありがとう。」の一言を普段より多めに織り交ぜて、夫をはじめとして周囲にサポートしてもらう努力を続ける、基本的にはこれが自宅安静中の重要な仕事です。

実際には自宅安静にもいくつかのレベルがありますので、「トイレとシャワー以外は横になっているように。」と医師に言われたのでなければ、無理の無い範囲でやらざるを得ない家事もあるのが実情ですが、何事も最初が肝心です。家族への申し訳無さから最初に無理をして家事に手をつけてしまうと、「なんだ、出来るんだな。」と誤解をさせてしまうことになります。

 

現在、私は入院から自宅安静に切り替えてから3週間目を迎える段階です。

私は夫と二人暮らしで、「上の子をどうしよう?」とか、姑に嫌味を言われたりというようなシリアスな問題がない訳で、あまりご参考にはならないかもしれませんが、自宅安静の一例として暮らし方をご紹介したいと思います。

退院前

まず退院日してからの当面の食事を確保する必要を感じたので、食事宅配サービスを1週間分、病院から注文しておきました。食事宅配サービスは多くの場合、オーダーしてすぐには届かないので、翌週月曜からの分を前週水曜ぐらいまでに注文するぐらいのスケジュールをイメージしておくとよいです。

食事宅配サービスが届くようになるまでは、近所の定食屋やピザなどの出前やコンビニでなんとか間に合わそうかと思っていたのですが、実家の母に相談してみたところ2日間ぐらいなら行けるとの有難い回答があったので、新幹線と特急を乗り継いで片道5時間かかるのに悪いなあと思いつつも退院翌日に1泊2日で来てもらいました。

そのほかに、区のシルバー人材センター社会福祉協議会の家事支援サービスの料金やお願いの仕方なども調べておきました。

民間の家政婦サービスも考えましたが、近所にそのような事もお願いできそうな友達がいたので、彼女にも事前に相談してみました。

退院後

退院した日には夫にも質問しながら、不足している生活必需品や翌日来る母に作り置きしてもらうメニューを考えて、横になりながらネットスーパーに注文を入れました。

翌日に1泊2日で来てくれた母には、家中の一通りの掃除と洗濯、2日間の食事、母が帰ったあと食べるものを作り置きしてもらい、冷蔵庫や冷凍庫にいろいろ詰め込みました。

母が帰ったあとは、今のところ次のように過ごしています。

  • 平日の夕食は食事宅配を利用し、ご飯は週末にドーンと5号ぐらい夫に炊いてもらい小分けにしたのをチンし、味噌汁はレトルトに冷凍野菜を加えて食べています。食事宅配だと飽きるので、土日の昼食や夕食だけは近所の定食屋などを利用したり、夫が何か作ってくれたりします。
  • 朝食はフルーツグラノーラやパン、牛乳、ヨーグルト、果物、レトルトか作り置きの野菜スープを温めて食べます。
  • 昼食はジャーサラダや冷凍野菜、豆腐などを付け合せにして、麺類を茹でるかレトルトカレーなどを温めて食べます。
  • 食事の準備は基本的に「温める・味をつける」レベルであれば自分でやります。食器洗いなどの後片付けは夫にお願いします。(朝、昼、晩の食器をまとめて食洗機に入れるだけですが、なるべく洗い物が増えないように気をつけます。)
  • 主に朝食と夕食用の食材や日用品購入は週に1度、ネットスーパーで注文しています。夫が帰ってくるぐらいの時間帯を配達時間に設定して、玄関から運び冷蔵庫にしまうまでを夫にお願いします。
  • 家事手伝いとして、近所に住む友人に週1回2時間(謝礼2,000円)家に来てもらい、大なべで作り置きの野菜スープやお惣菜作り、簡単な掃除をお願いしています。ネットスーパーで注文した食材をここで加工してもらい、食事の不足を補うためのものを作ってもらいます。夫が食事宅配のおかずだけでは物足りないようなので、作り置きが大活躍します。
  • 自分の洗濯物はボタンを押すところまでやって、干すのは夫にお願いする。(洗濯物が増えると夫も大変なので、私は特別なことがなければずっとパジャマで過ごしています。そしてパジャマなのに簡単なメイクはします。笑)乾いた洗濯物を畳む、棚にしまうのは私がやります。
  • 掃除は土日のどちらかに全面的に夫にお願いしています。当面あまり(エアコンのフィルター洗う、冷蔵庫内を拭く、布団干すなど)高度なことを要求しないで、トイレや風呂掃除、床拭きなど最低限だけやってもらえたら最高!と考えるようにします。ルンバやフローリングモップなどを活用し、夫が掃除している時にカーペットのコロコロや洗面所を洗ったり、タオル交換や洗剤の補充など最低限の手伝いを一緒にやるようにします。
  • 病院への通院往復はタクシーを利用しています。ほぼ唯一許された外出ですので、この際にネットスーパーでは手に入らないちょっとしたものを買う寄り道をしたりします。

現在、最も不便を感じているのは「髪を切りたい!」ということですが、、、。もう少し我慢するか、訪問サービスをネットで探してみようと思っております。

 

言うまでもありませんが、夫の理解と協力を得ることがこの生活で最も重要なことです。その他に現在友人に頼んでいる2時間の家事手伝いも、大変助かっています。夫の手が回らないことを少々お金を払って外注することで、夫の疲労や不満も少しは軽減されているような気がします。友人が無理になった場合でも、シルバー人材センターや民間の家政婦サービスのようなものを利用して、うまく維持できるといいなと考えています。普段よりお金はかかってしまいますが、入院しているよりは全然安いはずです。

 

私の友人の中には妊娠中期から切迫になってしまい、結局上の子を地方の実家に預け、自分は出産まで入院、夫は仕事に集中という選択をしました。

安静度にもレベルがありますし、家族構成や旦那様の状況によって最終的に様々な判断になります。

自宅安静の可能性が出てきたら、なるべく早めにご家族と話し合ったり情報収集を始めることをおすすめします。

 

 

 

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