切迫流産・切迫早産中 -初めて妊娠記録-

高齢出産で初妊娠の記録として、切迫流産・早産や自宅安静中のこと、気になるお金のことなどを書きます。

退院後診察 34週 -妊婦検診10回目- 里帰りと逆子

無事に里帰りすることができ、次の日さっそく里帰り先の病院で検診を受けましたが・・・逆子になっていました。

転院先の病院は、地元の県立病院です。地域唯一の総合病院とあって、新しくて設備もすごく良いです。経腹エコーは別料金なしで普通に超美しい映像の4Dエコー。日本の田舎は都会よりも豊かだなー、と同行した夫と驚きました。(今度の病院は夫もエコーと診察に立ち会うことができました。)

今回の検診は東京の病院からの紹介状持参でしたが、経膣エコーで胎盤の様子を見ることはしませんでした。エコーは28週以来の経腹エコーのみ。久しぶりに見る子供はどうなっているかな?と少々ワクワクしておりましたが、「あれ?逆子ですね」と言われてビックリ。28週から経腹エコーを行っていないので、いつから逆子になったか分からないと答えたら、先生方は(28週から経腹エコーを行っていないことに)少々驚いていました。

私の場合は出血で切迫流産・早産として入院して以来、張り止めの薬を飲み続けていることもあり、逆子体操はやらないようにとのこと。子供の背中が私の右手側にあるので、極力左を下にして寝るぐらいしか対策がないようです。

もう34週なので、頭位に戻ってくれるかは微妙なところですが、1週間後に再検査となりました。

で、これまで問題だった胎盤の位置には殆ど触れず、早々に分娩方法(帝王切開)の相談が始まりました。

  1. 帝王切開を38週に行う
  2. 外回転術を行う
  3. 骨盤位分娩を行う

これまで前置胎盤・低置胎盤と診断されてきたこともあり、また今回里帰りを許可されたのも胎盤の位置が完全に上に上がったわけでも胎盤端の血腫(コブ)が無くなったわけでもなく、「胎児の頭が下のほうに下がってきて、胎盤端の血腫部分を上に押し上げてくれている感じですね。胎児の頭がこのままの位置だったら、先に破水か陣痛が来て普通に分娩も出来るかもしれないですね。」というような微妙な診断によるものだったことから、帝王切開でもしょうがないと覚悟は出来ているのですが、いざ今月末に手術となると「帝王切開しかないのかなー、うーん。。。」という欲張りな気持ちになってみたり。

2の方法、外回転術は全員が成功するわけではないうえに、新たなトラブルが起こる可能性があり、3の骨盤位分娩も帝王切開よりリスクが高いとのこと。夫もそれらは望まないという考えのようでした。

ひとまず医師の言うとおり、極力左を下にして寝て1週間後の再検査を待つしかありませんが、少々揺れております。経膣エコーで胎盤の様子を見たら、逆子以前に「帝王切開しかありませんね」という判断になる可能性もあるわけですし、普通分娩が出来るかも?と、そもそもあまり期待しないほうが良いのでしょうが。

12時の予約でしたが、初診受付やら入院説明やら諸々の手続き全てを終えて病院を出たのは14時30分過ぎ。助産師さんからこれまでの転院についていろいろヒアリングがあり、「そうですかー、そんなにいろいろ大変な目にあってよくココまでたどり着けましたね。」と言われ、不覚にも少々ウルっときました。

帰りに夫にも話したのですが、妊娠出産は時々様々な試練を課すので、本人が強く子供を望むか周囲の強いサポートがなければ心が折れそうになることがあると実感する今日この頃であります。

里帰りまで至れたのは本当に有難い幸運と周囲のサポートのおかげです。里帰りして数日、食事や身の回りの世話を母にしてもらい、山菜や孟宗など地元の美味しい料理を味わっております。朝になると手がむくむ感じがしていた事、体重増加もなんだか落ち着いたようで、安心しております。

 

妊娠34週の記録

  • 子宮底長 ?cm(計測なし)
  • 腹囲 ?cm(計測なし)
  • 体重 63.9kg
  • 血圧 113/75
  • 胎児の体重 2500g 

 

前置胎盤・低置胎盤ともに子宮収縮の影響を受けやすい位置に胎盤がありますので、おなかが張らないように気をつけ、出血が少しでもあればすぐに病院に連絡しましょう。