切迫流産・切迫早産中 -初めて妊娠記録-

高齢出産で初妊娠の記録として、切迫流産・早産や自宅安静中のこと、気になるお金のことなどを書きます。

分娩後記その3 疲労と痔の痛みで母子同室延期

分娩終了が日曜の夜20時半頃。その後分娩室で2、3時間を過ごして深夜に病室に戻りました。予定では翌日から母子同室になる予定でしたが、私は翌朝になっても体力が回復せず、眩暈や息切れ、会陰から肛門にかけて悶絶するような痛みで、とても子供の面倒を見れそうにないので、病院スタッフと相談して母子同室は1日延期してもらうことになりました。

 

分娩時間(陣痛室に入ってから分娩室を出るまで)が24時間と長かったことに加え、羊水含めて760mlと出血が多めだったことも原因でしょうか。あるいは硬膜外麻酔の影響かもしれません。翌朝は腰周りが痛み、力が入らず起き上がりが困難で、起き上がると眩暈と息切れがするので、ひとまず母子同室は1日延期。病院から処方された補中益気湯という漢方を飲んでみたり、見舞いにもらったオロナミンCやらフルーツ、菓子など病院食以外にも積極的に食べて、体力回復に努めました。

母子同室は1日延期、といっても家族などが面会に来た際には病院スタッフにお願いすると子供を連れてきてくれますし、用事が済んだらまた連れ帰ってケアしてくれました。無理をしないで相談してみるものです。

 

分娩の翌々日には母子同室をスタートしましたが、麻酔や分娩後にもらった痛み止めが切れると最も辛かったのは痔の痛みでした。

私の場合はイボ痔で、妊娠前は疲れたり冷えたり飲みすぎたりすると内痔核がポロッと飛び出てくる程度だったのですが、妊娠後期からそれが悪化し、予定日に入院した頃から内痔核がどんどん肥大化。肛門内に押し戻してもすぐに飛び出てきてしまうようになりました。

分娩前後には複数内痔核が肥大化して脱出。医師も分娩後の会陰の縫合に少々苦労していた様子。縫合後、持参したボラギノールの塗布をお願いしたところ、もっと効く薬のほうが良いだろうとの医師らの意見で、ボラザG軟膏という薬を処方されました。

麻酔が切れると縫合箇所と一緒に肛門がズキズキ。病院から円座を渡されましたが(この病院は産後に一人にひとつ円座を支給するらしかった)腫れすぎてそれにすら座れない・・・。病院スタッフに都度「後陣痛はどうですか?痛み止め必要ですか?」と後陣痛について聞かれるけど、正直言って痔の痛みがひどすぎて後陣痛を気にするレベルではなかったです。

病院では希望すると後陣痛用にロキソプロフェンナトリウム錠60mgを配布してくれましたので、痔の痛みが紛れるかと思って服用しました。また、頑張って自分で肛門にボラザG軟膏を塗ってみたり(本来は挿入型の軟膏のようでしたが、腫れすぎて痛すぎて自分では挿入できず)。

痛み止めを飲んでいても産褥パッドが触れるだけでも痛みで悶絶することもあり、泣く我が子抱き上げるも、痔が痛くて円座にも座れず、数日間は授乳も辛かったです。

分娩から4日後ぐらいの経過観察の際に、痔の悪化が辛いと訴えたところ、車椅子で外来棟の外科へ連れて行ってもらうことができました。外科の先生に言われるとおりお尻を出して横になり、肛門に指をグリグリ・・・分娩の痛みを思い出すほど痛かったけど、痔核を押し込めてもらい、痛み止め入りの一番強力な軟膏らしいネリプロクト軟膏というものを1週間分処方されました。

このネリプロクト軟膏、消炎作用のあるステロイドと痛みを軽減する局所麻酔薬の配合剤ということでかなり効果がありました。おかげで少しずつですが私の肛門は回復方向へ。退院する頃になってやっと円座にまともに座れるようになりました。退院後も処方をお願いしたところ、薬局からは後発品のネリザ軟膏を処方され、2週間で肛門は人並みの状態に改善し、今に至ります。

 

子宮復古も順調ですが、他に問題といえば手の痺れです。入院中に手の痺れ、むくみを訴えたところ、漢方の柴苓湯という薬を処方されましたが、私には効果がありませんでした。分娩後、むくみは徐々に治ったのですが、痺れは指先に未だ残っています。1ヶ月検診の際に相談したところ、手根管症候群かもしれないので、もう1、2ヶ月様子を見て改善しなければ整形外科に相談に行くように、との指示を受けました。

 

というわけで、いろいろありましたが、分娩後は他の皆様方と同じ6日で退院することができました。入院期間は分娩前後あわせて10日間となりました。この入院に要した費用については、別記事でまとめたいと思います。

 

低置胎盤で出血したのが遠い昔に思えるぐらい、最後までいろいろありましたが、現在は母子ともに元気に東京での生活をスタートしております。応援してくださった方々に感謝感謝であります。

 

 

whaha.hateblo.jp

 

 

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