切迫流産・切迫早産中 -初めて妊娠記録-

高齢出産で初妊娠の記録として、切迫流産・早産や自宅安静中のこと、気になるお金のことなどを書きます。

妊娠してから(妊婦検診等で)かかったお金

妊娠後、検診等(入院以外)で実際に払ったお金の記録。

生理予定日を過ぎた1週間後、空腹時に少々気持ちが悪い気もするのでいよいよ薬局で妊娠検査薬を買って陽性判定が出ました。翌日、近所の小さな産婦人科に行って尿検査と経膣エコーで妊娠兆候有りとの判定をもらいました。

妊婦健康診査受診票を受け取る前、1回目

 妊娠検査薬 1,500円ぐらい

 産婦人科 5,090円

 ※この日は経膣エコーのほか、カンジダの洗浄と投薬も料金に含まれています。

 

妊婦健康診査受診票を受け取る前、2回目

その後、胎動確認のために生理予定日から3週間後、改めて産婦人科に行きました。

 産婦人科 2,670円

 ※この日は経膣エコーのほか、便秘の薬も料金に含まれています。

 

この胎動確認が済むと母子手帳と妊婦健康診査受診票を受け取ることが出来ます。私は自分で区の保健所に行き、妊娠届けを出してこれらを受け取りました。

ちなみに一緒にもらえると思っていたマタニティマークはもらえませんでした。これはJRなど交通機関の窓口で「マタニティマークが欲しいのですが。」とお願いするともらえます。

妊婦健康診査の費用は、基本的に全額自己負担ですが、区市町村が検査費用の一部を助成するために妊婦健康診査受診票を交付しています。妊婦健康診査受診票を受けとった後は病院の受付の際に母子手帳と一緒に提出します。

つまり、妊婦健康診査受診票を受け取る前の妊娠確認の検査は自己負担(妊婦健康診査受診票の助成が無い代わりに健康保険が適用になります。)となります。

 

妊婦健康診査受診票を受け取った後、1回目の検診(11週)

  • 診察代 1,000円

  • 超音波 6,000円 

  • トキソプラズマ検査 6,000円

  • HIV検査 3,000円

  • インフルエンザ予防接種 4,580円

          合計20,580円

1回目の検診はエコーが妊婦健康診査受診票の助成対象ではないようです。(「エコーお願いします」とお願いしたわけではないですが、実施しました。)助成対象の血液検査に加えて、HIV検査とインフルエンザ予防接種(これらもお願いしたわけではないですが。)、ペットを飼っているのでトキソプラズマ検査を実施しましたので、「今日から券があるから無料?」と思っていたら高額でビックリした覚えがあります。

 

妊婦健康診査受診票使用2回目の検診(15週)

  • 診察代 1,000円

          合計1,000円

2回目の検診は経膣エコー(尿検査と測定も。)のみでした。

 

 妊婦健康診査受診票使用3回目の検診(18週)

          合計6,000円

個人経営の小さい産婦人科だからか、妊婦健康診査は自由診療保険外診療)だからか、この病院は妊婦健康診査の明細を発行してくれませんでした。検診の内容は前回と同じ内容だったこと、この日「前置胎盤の疑いあり」とのことで東京リバーサイド病院に転院するための紹介状を書いてもらったことから、おそらく内訳は次の通りかと思います。

  • 診察代 1,000円

  • 紹介状 5,000円

妊婦健康診査は妊娠満23週までは、4週間に1回となっていますが、自分のスケジュールの都合から1週間早く受診しました。

 

突然の出血で自費診療(19週)

この翌週、突然出血があり、東京リバーサイド病院を妊婦健康診査ではなく自己負担(健康保険が適用)で初受診しました。

           合計2,440円

初診料と経膣エコー、膣洗浄、経腹エコー、尿検査の代金です。

 

妊婦健康診査受診票使用4回目の検診(24週)

  • 診察代 750円

  • 紹介状 3,500円

          合計4,250円

経膣エコー(尿検査と測定も。)を実施したほか、低置胎盤で今後も出血の恐れがあるため、NICUがある東京女子医科大学東医療センターに転院するための紹介状を書いてもらいました。

前回の妊婦健康診査からの間、2度入退院してその間は妊婦健康診査を受診しませんでしたので、1週間遅く受診した形になりました。

 

妊婦健康診査受診票使用5回目の検診(25週)

          合計3,570円

経膣エコー(尿検査と測定も。)を実施したほか、血液検査も行いました。おそらく妊婦健康診査受診票の助成部分と思うのですが、診療明細に謎の「優待額」という記載があったり、明細の見方がまだイマイチ分からないので、内訳は省略させてください。

 

また入院すべきかどうか再判定するための自費診療(25週・2回目)

          合計3,480円

前回の妊婦検診で即入院をすすめられたものの、私は首を縦に振らなかったので、自費での再受診となりました妊婦健康診査ではなく自己負担(健康保険が適用)です。経膣エコー(尿検査と測定も。)を実施しました。

 

傷病手当金支給申請書(療養担当者記入用)作成料

          合計300円

転院前の病院に、先日の入院から転院するまでの分をお願いしました。しかし自宅安静を指示しておきながら「取りに来い」と言う不条理はなんとかなりませんかね。。。郵送してくれたらいいのに。

 

妊婦健康診査受診票使用6回目の検診(26週)

  • 診察代(処方せん料) 200円

  • 薬代(ルテオニン、マグミット14日分) 1,560円

          合計1,760円

経膣エコー(尿検査と測定も。)を実施しました。妊婦健康診査受診票の助成部分で全額カバーできたようで、薬の処方せん料しか請求されませんでした。検診としては今までで最も安かったのではないでしょうか。経腹エコーを基本的にやらない病院だから、でしょうか。

 

妊婦健康診査受診票使用7回目の検診(28週)

  • 診察代(処方せん料) 200円

  • 薬代(ルテオニン14日分、マグミット7日分) 1,460円

          合計1,660円

経膣エコー(尿検査と測定も。)と経腹エコーを実施しました。妊婦検診と超音波検査は助成で全額カバーできたようで、今回も薬の処方せん料しか請求されませんでした。大病院なのに安い。

 

4Dエコーのためにいつもとは別の病院で自費診療(28週)

  • 4Dエコー代 4,000円

  • DVD代 500円

          合計4,500円

およそ20分間、4Dエコーを撮影して、帰りにDVDを受け取りました。

 

カンジダの薬を購入(29週)

          合計3,024円

近所のドラッグストアで6日分(1箱)を購入しました。

 

妊婦健康診査受診票使用8回目の検診(30週)

  • 診察代(検査料、処方せん料) 2,810円

  • 薬代(クエン酸第一鉄Na21日分、ルテオニン14日分) 1,670円

          合計4,480円

いつもの経膣エコー(尿検査と測定も。)のほかに、血糖負荷試験(75g0GTT)を行いました。マグミットはまだ手持ちがあるので、ルテオニンのみお願いしました。血糖負荷試験の際の血液検査から貧血気味であるとのことで、鉄剤のフェロミアも処方されましたが、薬局で後発薬のクエン酸第一鉄Naに変更してもらいました。

 

妊婦健康診査受診票使用9回目の検診(31週)

  • 診察代(医学管理料、処方せん料) 500円

  • 薬代(ルテオニン14日分、マグミット14日分) 1,560円

          合計2,060円

いつもの経膣エコー(尿検査と測定も。)を行いました。鉄剤のフェロミア後発薬のクエン酸第一鉄Naは、服用二日目の夜に水様便と胃痛という症状が出て一旦中止して現在も夜だけの服用にしていてたくさん残っているので、今回は追加なしです。処方せん料だけだといつも200円だったのですが、今回は自宅安静しているため会社を休業しているので健康保険組合に提出する傷病手当金医師意見書の交付料という名目で300円プラスになりました。(これが医学管理料に該当すると思われます。)

 

里帰り出産の転院用紹介状作成料

          合計3,240円

傷病手当金医師意見書交付料

          合計300円

健康保険組合に提出する傷病手当金医師意見書は3月分に続き、今回は別途4月分を発行してもらい、里帰り前に受け取りに行きました。

 

里帰り後自費診療 10回目の検診(34週)

  • 診察代(検診代、処方せん料、GBS検査料) 6300円

  • 薬代(リトドリン塩酸塩7日分、クエン酸第一鉄Na7日分) 600円

          合計6,900円

東京から持ってきた妊婦健康診査受診票は里帰り先の病院で使用できず、一旦自費診療で全額支払いとなりました。(東京に戻ったら里帰り先の領収書と未使用の妊婦健康診査受診票を提出すると助成が受けられます。)経膣エコーは行わず、尿検査と測定、経腹エコーを行いました。

 

里帰り後自費診療 逆子の様子を見るため再診(35週)

  • 診察代(診療代、処方せん料、血液検査料) 1,540円

  • 薬代(ウテメリン錠7日分、クエン酸第一鉄Na7日分) 1,280円

          合計2,820円

1週間前の検診で逆子だったので再診となりました。経腹と経膣エコーを行い、やはりまだ低置胎盤という判断になったので、来週以降、念のため分娩時の大量出血に備えて自分の血液を採取して貯血することになりました。貧血が改善しているか(採血可能か)判定するため、本日血液検査を行いました。今日は病院前の薬局が混んでいたので、離れたところにある前回とは別の薬局に処方箋を持って行ってみたのですが、ウテメリンの後発薬(ルテオニンやリトドリン)の在庫が無いらしく、前回と同量の薬が2倍のお値段となってしまいました。

 

里帰り後自費診療 11回目の検診(37週)

  • 診察代(検診代、処方せん料、手術・輸血代) 6,200円

  • 薬代(マグミット7日分) 430円

          合計6,630円

尿検査と測定、NST、経腹エコー(今回は経膣エコーなし)、300mlの貯血を行いました。が、なんだか手際の悪いところがチョイチョイあるこの病院。今回は「先生が午後になってオペに入ってしまったから」という謎の理由により、診察代の会計が出来ないようで翌週の検診の際に今回の分も支払いました。検診代のみ保険外負担、処方せん料と貯血の分は30%の保険適用となりました。

 

里帰り後自費診療 12回目の検診(38週)

  • 診察代(検診代、処置料) 4,600円

          合計4,600円

尿検査と測定、NST、経腹・経膣エコー、カンジダの洗浄・投薬を行いました。お薬はまだ手元に残りがあるので、今回は辞退しました

 

里帰り後自費診療 13回目の検診(39週)

  • 診察代(検診代、処置料) 4,500円

          合計4,500円

尿検査と測定、NST、経腹・経膣エコーを行いました。マグミットはまだ手元に残りがあるので、今回も辞退しました

 

里帰り後自費診療 14回目の検診(40週)

  • 診察代(検診代) 4,500円

          合計4,500円

尿検査と測定、NST、経腹・経膣エコーを行いました。私はこの検診のあとそのまま入院→分娩となりました

 

私は最初、女医で待ち時間が少ない産婦人科を希望しており、個人経営の小さい病院を受診しておりました。その後、前置胎盤・低置胎盤や出血(切迫流産・切迫早産)を理由に病院を2つ転院しました。正確に言うとそのあと里帰りのために地元の病院に転院したので、3回の転院です。

私は何でもすぐに大きい病院に行こうとする傾向には日ごろから賛成していませんが、今回ばかりは(私のようなハイリスク妊娠になりやすい高齢出産の場合は)最初からもっとよく妊娠について情報を集めて、大きい病院(NICU)に通うべきだったなと思っています。

大きい病院のほうがエコーの精度が高くていろいろな設備が整っているようですし、入院時のベッド代料金の選択肢が多いこと、何度も紹介状を書いてもらう料金もかからず一貫した治療が受けられるからです。

 

24週のところで書いた入院費については、↓こちらの記事をご参照ください。

 

入院費は、ものすごく高い。 - 切迫流産・切迫早産中 -初めて妊娠記録-