切迫流産・切迫早産中 -初めて妊娠記録-

高齢出産で初妊娠の記録として、切迫流産・早産や自宅安静中のこと、気になるお金のことなどを書きます。

立会い出産クラスに参加してみた

妊娠30週。両親学級の同日に立会い出産クラスにも参加してみました。

NICUのある病院に移って1ヶ月と少し。新しい病院で両親学級と同日の日曜日に、立会い出産クラスの予約を入れることができたので、夫と参加してみました。出席者は10組。

私は前置胎盤・低置胎盤と診断されており、過去4回出血して入退院もした身でありながら実はまだしつこく(もし許可が出れば)里帰り出産を希望しております。ですので、まだ現在通っているNICUのある病院で分娩するかどうかは決定していませんが、両方の病院に予約を入れてあります。ましてや前置胎盤といえば、普通は帝王切開になるようですのでそもそも立会いは不可能かもしれませんが、まあ勉強になるし念のためということで。。。

里帰り先の病院には立会い出産するペア向けのこういったプログラムは無いようですが、現在通っている都内の病院は立会い出産の場合にこのクラスの受講を義務付けられているようです。病院によって違うのですね。

最初私は、夫は立会い出産には向かないし(グロいの苦手)、自ら希望もしないと勝手に思っておりました。私も夫が一緒でもジャマになるだけ?と思っておりましたので、特に立ち会ってほしいという希望もなし。でも念のため「立会い出産とか興味ある?」と聞いてみたところ、「うん。」という意外な返事が返ってきて、ギョッとした覚えがあります。

立会い出産クラスへの参加者には15頁ぐらいの資料が事前申し込み時に渡されて、目を通してくるように言われています。資料には陣痛から分娩後までの仕組みや各種のアドバイス、病棟内分娩施設の見取り図や誓約書、バースプラン記入用紙が含まれています。

バースプラン記入用紙は事前記入をして来るように言われていまして、例えば立会い出産を希望する理由や夫に何をしてほしいかなどの質問事項が並んでいます。

夫に何をしてほしいか・・・?!「人並みのこと。邪魔をしないこと。」と書くとカドが立ちますので、もう少し具体的に、、、ははは。考えた末、次のように書いときました。上手にできるかな?

  • 適切なサポート(水分補給やマッサージ)
  • 身内への状況連絡
  • 記念写真をとる

他には病院やスタッフへの希望を書く欄がありましたが、たとえば無痛分娩(和痛分娩)や産後の骨盤ケア指導、会陰切開なるべくしたくない、大部屋入院希望などというのは基本却下されました。(こういう希望を書いた人には最後に助産師の方が「これは難しいです」と一人ひとりに説明して回る。

立会い出産クラス全体の構成は2時間で次のような内容でした。

  • 自己紹介と妻出産について望むこと(夫側が発表)
  • 陣痛の仕組みや入院・分娩の流れの説明
  • 夫側と妻側のグループに分かれ、したい事・されたい事をまとめて発表
  • バースプラン提出
  • 陣痛から出産までのリアルな映像を見る
  • 呼吸法の練習や入院グッズの説明
  • クイズ
  • 立会い出産クラスの感想と子供に最初にかける言葉を発表(妻側)
  • バースプラン返却と個別説明
  • 入院病棟と分娩施設見学

後半に「羊水の量は?」とか「胎盤の重さは?」など誰得?なクイズがあるのですが、我が夫の正解率の高さに大ウケ。実は妊娠したのを知った友達が、初期の頃にアメリカでベストセラーになったという、胎児の成長や妊娠出産の知恵を1日ずつ紹介する本を私に贈ってくれたのですが、私はそれを毎晩寝る前に夫に読み上げてもらっているのです。多少面倒そうな日もありますが、妊娠・出産への夫の参加やイメージ作りに良いかなと思ってずっと続けてもらっています。それがこんな所で役に立つとは、、、!笑

陣痛から出産までのリアルな映像をみんなで見るのですが、胎児の頭が出てくるシーンや胎盤など無修正でいろいろ映し出されますので、夫はビックリした顔をしていました。後の感想として、「胎児の頭が出てくるシーンはキツかった。」と呟いておりました。いやー、大丈夫でしょうか?我が夫。浣腸とか剃毛とか会陰切開とか、分娩は他にも盛りだくさんなようですから、なるべく私の頭のほうから一歩も動かないようにしたほうがいいですね。「大丈夫よ、あなたには特に何にも期待してないから。」とはカドが立つので言えませんが。。。

私自身は、今回夫と一緒に陣痛タクシーを利用してみたこと、入院のタイミングや方法、必要物品のおさらいが出来たこと、リアル映像を見て「うーん、やはりこうなるのか・・・」といろいろ諦めがついたこと、入院病棟と分娩施設を見学できたことが参加して良かった点でした。それから経産婦さんが何人か出席されていて、実際分娩がどう進んだかを聞けたので、人によって本当に色々なケースがあるのだなと実感できたのが良かったです。分娩に対していよいよ感とリアリティを感じることが出来ました。

立会い出産クラスを行った会議室から一旦外に出て、歩いて数分の距離の入院病棟に見学に向かう際、3~4ヶ月の安静生活をしている私に比べて世の中の妊婦さんたちは大変軽やかに歩くことに気がつきました。私はやはり筋肉が衰えていてお腹が重くてしかたないし、出血が怖くて歩くのもゆっくり、そして息切れも激しくすぐに疲れてしまうのです。分娩間際の週数の方もいらっしゃって、こんな自分にちょっとショックでしたが、人と比べないで自分とお腹の中の方(最近はヤドカリさんと呼んでいます。笑)とちゃんと向き合って残りの妊娠期間に取り組もうと思います。

 

 

whaha.hateblo.jp

 

 

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