退院後診察 31週 -妊婦検診9回目- 前置･低置胎盤脱出 里帰りOK！
今日は本当に嬉しい結果が出ました。なんとか前置胎盤･低置胎盤を脱出して里帰りOKをもらうことができました。
妊婦検診9回目です。
しばらく低置胎盤という診断名だったのが、前回の検診時に謎のコブが出現していて、前置胎盤という状況に悪化（逆行）したため、本日は10日空けての再検査でした。残念だけどもしかしたらもう里帰り出産は無理かなと半分諦めていたのですが、なぜか本日は「子宮口から胎盤端までの距離3センチで低置胎盤でもなくなりました。」という判定が出て、里帰り出産もあっさりOKをいただいて帰ってきました。
本日も前回とは違う、初めてお目にかかる若い女性の先生が経膣エコーに現れました。「血腫（今回はコブを血腫と呼んでいた）は無くなってますね。」と、あっさり。たまたまエコー部屋に別の用事で入ってきたらしい前回担当の先生に状況を説明すると、前回担当の先生がエコー棒をぐりぐり。「うーん、無くなった訳じゃないと思うんだけど、胎児の頭が下のほうに下がってきて、胎盤端の血腫部分を上に押し上げてくれている感じですね。血腫がまた大きくなって出血する可能性ももうあまりないと思いますし、胎児の頭がこのままの位置だったら、先に破水か陣痛が来て普通に分娩も出来るかもしれないですね。」と、彼女も一応の同意をくれました。
うっ！うれしい･･･心配してくれている人たちにやっと良い報告が出来ます。全く期待していなかった訳ではないんですが、こういう事もあるのですね。
自宅安静の度合いについては、お腹の張りと相談しながら軽度の家事OK･近距離の外出OKも出ました。ただ生活（安静度）の変化や里帰りの準備などで疲れも出ることが予想されるので、じゅうぶん気をつけること。ルテオニン（ウテメリン）、クエン酸第一鉄Na（フェロミア）とマグミットの服用は従来どおり継続です。
里帰り先の病院には既に4/30（木）の予約を入れてあるので、早速紹介状を書いてくれるとのこと。転院まで、こちらの病院での検診ももう必要ないそうです。（といっても母親学級と紹介状＆傷病手当金の用紙受け取りにまた行かなくてはいけないですが。）
里帰りのことも少々相談にのってもらいました。里帰り先の病院もＮＩＣＵのある病院がいいのか？という質問に対しては、必要ないが緊急帝王切開が出来る施設が望ましいとのこと。また里帰りの交通手段については、（前置胎盤･低置胎盤の人が飛行機に乗ると出血しやすいからという理由ではなく）何かあった場合にすぐに下車できるという観点からは新幹線をおススメするが、明らかに移動時間に差があるようなら飛行機でも良いとのことでした。私の実家は空港に近く、飛行機だと移動時間1時間ちょいなのですが、新幹線＆特急だと移動時間が5時間ほどかかってしまうのであります。私は飛行機でスイーっと帰りたい派なのですが、夫も親も「飛行機の気圧差や振動で出血したらどうするんだ」と新幹線＆特急推しで私は困っていたので、飛行機でもOKと言ってもらえて安心しました。
思いがけず本当に嬉しい結果がもらえましたが、また油断して”振り出しに戻る（出血⇒入院）”にならないように、里帰りまで気をつけて2週間過ごしたいと思います。
お腹の中のヤドカリ君は最近、よくシャックリをしています。おもしろいけど、私にとってはちょっと気持ち悪い（好きではない感じの）振動です。だけど今日は頭で胎盤（コブ）を押し上げてくれてありがとう！褒めて遣わすぞ。ナデナデ。
今回は昼頃小豆を煮ていて、昼食後に味見ついでに砂糖で煮た小豆を食べたせいか、尿糖にひとつプラスがつきました。でもまあ、何も言われませんでした。
妊娠31週の記録
- 子宮底長 27cm
- 腹囲 87cm
- 体重 63.1kg
- 血圧 135/73
- 胎児の体重 不明（経腹エコー無し）
前置胎盤･低置胎盤で安静中の皆様、それから絨毛膜下血腫に悩まされている皆様、私は紆余曲折もあり半分諦めていましたが、31週でなんとか脱出できました。こういうケースもありますので前向きに過ごせますよう、陰ながら応援しております。
前置胎盤･低置胎盤ともに子宮収縮の影響を受けやすい位置に胎盤がありますので、おなかが張らないように気をつけ、出血が少しでもあればすぐに病院に連絡しましょう。
