切迫流産・切迫早産中 -初めて妊娠記録-

高齢出産で初妊娠の記録として、切迫流産・早産や自宅安静中のこと、気になるお金のことなどを書きます。

晴雨兼用の日傘 UVカット

噂に聞いていましたが、たしかに妊娠してからシミやソバカスができやすくなったような・・・。原因は妊娠に伴うホルモンの影響らしいですが、出産後も子供とのお出かけが楽しくなるような日傘を探しました。

 

5月から8月は紫外線が非常に強い時期ですが、最近は本当にもう焦げそうなぐらい日差しが強いですね。育児休暇中の現在は、子供もまだ出来るだけ紫外線に当てたくないし、そもそも暑すぎるので日中外出する気がまったく起きませんが、ほんの少し外出する時に重宝するのが日傘です。

私はファンデーションとか日焼け止めクリームとか、顔に塗る系のものがあまり好きではないのです。特に夏は・・・海などのレジャーの時はさすがに塗りますが、ベタベタするし、落とすのもめんどくさい。(女子力低し!)

愛用の日傘が一本あったのですが、会社に忘れてきてしまい(そのまま切迫で入院&自宅安静になってしまい)、せっかくなので折りたたみの新しいのを買おうということで。

 

で、購入したのがコレです。

日傘というとレースやら花柄やら女性的なイメージの商品が多いですが、これは男性でも使えそうな。夫に見せたら「あ、かわいいね。」と良い反応が返ってきました。

息子と夫にも貸してあげられそうです。

来月初旬に知人の結婚式で奄美大島に行くので、その時に活躍するかな?

 

そういえば前にテレビで見たけど、シミ予防にはサングラスも効果的だとか。

 

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色々使える・長く使える 授乳ケープ

子供が生まれて母乳をあげるようになると、一番最初に欲しくなったのが授乳ケープ。授乳が終わってもいろいろ使いまわせる薄手のものを探して購入しました。

 

産後、実家にはたくさんの親戚や友達が子供を見に来てくれました。そんな時、「乳くれ~」と子供に要求されるとちょっと困るなあ、、、と気がつきました。

いくら親しい人でも授乳姿を見せるのは抵抗がある。かといって別室に授乳しに行くというのも(授乳が長くなってしまうこともあるので)お客様になんだか悪い。かといって、乳をあげないわけにはいかない。

里帰りから東京に戻る際にも飛行機と空港からのタクシー内で授乳しないといけないタイミングがあるかもしれないので、これは早めに購入して慣れておく必要があると思いました。

で、購入しましたのがコレです。

一応授乳ケープとしても使えますし、将来的にも授乳が終わってもストールとしてや、ボタンで色々アレンジしてボレロにしたりして末永く使えそうなのが気に入っています。

薄いので持ち歩きにも便利ですョ。(薄いといっても透ける心配はありません。)

 

 

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ABCおかあさん保険に給付金請求をしてみた

妊娠してから「あ、一応保険に入っておこう。」と思い立って、妊娠後でも加入できる安い保険を探して、ABCおかあさん保険に加入していました。問い合わせ窓口に電話して聞いてみたところ、私が受けた処置の吸引分娩はどうやら手術に該当するようで、わずかですが給付を受けることができました。

 

以下、おすすめしている訳ではありませんが、という前提で。

ABCおかあさん保険妊娠19週までに申し込めば、入院給付は対象外となりますが、帝王切開等の手術であれば5万円ですが給付が受けられます。「等の手術」というのがポイントですね。私は知識が無いので最初、吸引分娩が手術だとは思っていませんでした。分娩入院の請求書を良く見ていたら、手術・輸血という項目に金額の記載があったので念のため保険会社に問い合わせをしてみました。窓口の方にいろいろ質問されたあと、給付対象になる可能性が高いとのことで、保険請求書類を送ってもらいました。

年齢にもよりますが、掛け金はweb申し込みだと月額1,700円前後です。10ヶ月ほど加入すると1万7千円ぐらいを支払うことになりますが、もし手術給付を受ければ、もとは取れることになります。

私は最初通っていた産院で早い時点から「前置胎盤の疑いあり」と言われていたので、自分が帝王切開になる可能性が大きいと判断してこの保険に加入することにしました。お恥ずかしい話?ですが、30代後半にもなって他に何も保険に入っていませんでしたので、いい機会だし一つぐらい入ろうと思いまして、ハイ。でもこのあとはABCおかあさん保険を解約して、別の保険か無難に都民共済あたりに加入しようと思っておりますが。。。

 

給付の手続きの際、病院から入院証明書(診断書)を発行してもらう必要がありますので、5,400円を余計に支払いました。月々の掛け金よりも、これが一番高い・・・。笑

給付金請求書と入院証明書、母子手帳や領収書のコピーなどを一緒に保険会社に送付。

 

私の場合は書類の送付から3日後に口座に5万円の振込み、5日後に給付金支払い通知が届きました。

 

 

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分娩入院にかかった費用

予定日に計画分娩扱いで入院したので、分娩前4日+分娩日以降7日の計11日間入院。分娩が土日となったので「これは高くつきそうだわ・・・」と思っていましたが、最終的に請求額(自己負担額)は117,650円となりました。

 

別記事の分娩後記を読んでいただけると分かりますが、盛りだくさんだった今回の私の分娩入院。出産育児一時金42万円以外に限度額適用認定証も使って自費117,650円を支払いました。

最初は個室に入ろうと思っていたのですが、個室の差額ベッド代が4,000円台と良心的な価格のため、相部屋よりも個室のほうが人気があり、ともすると相部屋(差額ベッド代無し)に自分ひとりの日々もあったので、結局最後まで相部屋で頑張って差額ベッド代は節約できました。

東京で私が通った病院では基本料金で52万円ぐらい(自己負担10万円ぐらい)と聞いていたので、今回の私の入院内容だと更に恐ろしい金額になっていたことでしょう。。。

 

入院費の内訳

合計537,650円(出産育児一時金420,000円+自費117,650円)


入院料 153,440円
分娩介助料 210,660円
新生児管理保育料 77,130円
検査・薬剤料 4,500円
産科医療保障制度掛金 16,000円
その他 14,940円
一部負担金等 60,980円


入院料は分娩の日を含めた前半5日間が保険適応、分娩日の次の日からの6日間が自費入院の扱いだったようです。

分娩介助料は、明細をよく見るとやはり分娩が土日だったので大々的に加算されているようです。

新生児管理保育料はおそらくまあ他の方々と同じぐらいの並の請求かと思います。

産科医療保障制度掛金が16,000円と以外に大きいですね。それでも以前は1分娩あたり掛け金が3万円だったようなので安くなったようですが。

おそらく検査・薬剤料とその他、一部負担金等の請求のどこかに、14回目の妊婦検診代金4500円、入院中に痔がひどくて外科を受診した代金や傷病手当金の書類作成料なども含まれているはずです。

 

ちなみに今回入院した病院のお食事の写真です。

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ジミーな極めて普通の古風な病院食です。限られた予算のなかで必要カロリーを満たそうとしているのか、ご飯(米)の量が多かったです。

 

ちなみにこれは産後に1食だけ出されるお祝い膳です。

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毎日魚中心の地味な料理だったので、お肉や揚げ物、ケーキがついたりと、これを見たときには嬉しかったのですが。母子同室で私が食べ始めると決まって泣き出す我が子、、、短い食事の時間(すぐに配膳係が「終わりましたかー?」と回収に来る)に追われながら自室で慣れない手つきで授乳させながらの食事となり、なんだか味気ないお祝い膳となりました。ははは。。。

 

後日別記事に書きますが、里帰りの妊婦検診代を一旦自費で支払った分の費用一部助成(自分の居住地に戻ってから手続きをする)と、個人的に加入している保険から給付金が出ると、私の場合はこの請求額から約5万円引いた額(約6万7千円)が最終的な個人負担額となる見込みです。

 

入院費は自分の予想よりだいぶ安く済みましたが、別記事で既に書きましたが里帰りの諸費用とあわせると・・・結局もう一人産める入院費ぐらいかかったことになるかと。

まあ高齢出産ですし仕方が無いということにして、今回生まれた子供を大事に大事にしたいと思います!

 

 

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分娩後記その3 疲労と痔の痛みで母子同室延期

分娩終了が日曜の夜20時半頃。その後分娩室で2、3時間を過ごして深夜に病室に戻りました。予定では翌日から母子同室になる予定でしたが、私は翌朝になっても体力が回復せず、眩暈や息切れ、会陰から肛門にかけて悶絶するような痛みで、とても子供の面倒を見れそうにないので、病院スタッフと相談して母子同室は1日延期してもらうことになりました。

 

分娩時間(陣痛室に入ってから分娩室を出るまで)が24時間と長かったことに加え、羊水含めて760mlと出血が多めだったことも原因でしょうか。あるいは硬膜外麻酔の影響かもしれません。翌朝は腰周りが痛み、力が入らず起き上がりが困難で、起き上がると眩暈と息切れがするので、ひとまず母子同室は1日延期。病院から処方された補中益気湯という漢方を飲んでみたり、見舞いにもらったオロナミンCやらフルーツ、菓子など病院食以外にも積極的に食べて、体力回復に努めました。

母子同室は1日延期、といっても家族などが面会に来た際には病院スタッフにお願いすると子供を連れてきてくれますし、用事が済んだらまた連れ帰ってケアしてくれました。無理をしないで相談してみるものです。

 

分娩の翌々日には母子同室をスタートしましたが、麻酔や分娩後にもらった痛み止めが切れると最も辛かったのは痔の痛みでした。

私の場合はイボ痔で、妊娠前は疲れたり冷えたり飲みすぎたりすると内痔核がポロッと飛び出てくる程度だったのですが、妊娠後期からそれが悪化し、予定日に入院した頃から内痔核がどんどん肥大化。肛門内に押し戻してもすぐに飛び出てきてしまうようになりました。

分娩前後には複数内痔核が肥大化して脱出。医師も分娩後の会陰の縫合に少々苦労していた様子。縫合後、持参したボラギノールの塗布をお願いしたところ、もっと効く薬のほうが良いだろうとの医師らの意見で、ボラザG軟膏という薬を処方されました。

麻酔が切れると縫合箇所と一緒に肛門がズキズキ。病院から円座を渡されましたが(この病院は産後に一人にひとつ円座を支給するらしかった)腫れすぎてそれにすら座れない・・・。病院スタッフに都度「後陣痛はどうですか?痛み止め必要ですか?」と後陣痛について聞かれるけど、正直言って痔の痛みがひどすぎて後陣痛を気にするレベルではなかったです。

病院では希望すると後陣痛用にロキソプロフェンナトリウム錠60mgを配布してくれましたので、痔の痛みが紛れるかと思って服用しました。また、頑張って自分で肛門にボラザG軟膏を塗ってみたり(本来は挿入型の軟膏のようでしたが、腫れすぎて痛すぎて自分では挿入できず)。

痛み止めを飲んでいても産褥パッドが触れるだけでも痛みで悶絶することもあり、泣く我が子抱き上げるも、痔が痛くて円座にも座れず、数日間は授乳も辛かったです。

分娩から4日後ぐらいの経過観察の際に、痔の悪化が辛いと訴えたところ、車椅子で外来棟の外科へ連れて行ってもらうことができました。外科の先生に言われるとおりお尻を出して横になり、肛門に指をグリグリ・・・分娩の痛みを思い出すほど痛かったけど、痔核を押し込めてもらい、痛み止め入りの一番強力な軟膏らしいネリプロクト軟膏というものを1週間分処方されました。

このネリプロクト軟膏、消炎作用のあるステロイドと痛みを軽減する局所麻酔薬の配合剤ということでかなり効果がありました。おかげで少しずつですが私の肛門は回復方向へ。退院する頃になってやっと円座にまともに座れるようになりました。退院後も処方をお願いしたところ、薬局からは後発品のネリザ軟膏を処方され、2週間で肛門は人並みの状態に改善し、今に至ります。

 

子宮復古も順調ですが、他に問題といえば手の痺れです。入院中に手の痺れ、むくみを訴えたところ、漢方の柴苓湯という薬を処方されましたが、私には効果がありませんでした。分娩後、むくみは徐々に治ったのですが、痺れは指先に未だ残っています。1ヶ月検診の際に相談したところ、手根管症候群かもしれないので、もう1、2ヶ月様子を見て改善しなければ整形外科に相談に行くように、との指示を受けました。

 

というわけで、いろいろありましたが、分娩後は他の皆様方と同じ6日で退院することができました。入院期間は分娩前後あわせて10日間となりました。この入院に要した費用については、別記事でまとめたいと思います。

 

低置胎盤で出血したのが遠い昔に思えるぐらい、最後までいろいろありましたが、現在は母子ともに元気に東京での生活をスタートしております。応援してくださった方々に感謝感謝であります。

 

 

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分娩後記その2 無痛分娩をお願いします!

体力と根性が尽きかけて、試しにお願いしてみた無痛分娩への切り替え。担当医師がやってきて、耐えられるレベルの陣痛を感じる和痛分娩なら対応してくれるとのこと。麻酔の助けを得て、5日目の夜にようやく最終局面へ。

 

5日目の朝、私の体力と根性は消滅しかけて、完全に情けない人状態になっていました。試しに助産師さんに「無痛分娩、お願いできませんか」と聞いてみたところ、反応はあまり良くなかったのですが一応担当医師に伝えてくれました。

数時間後に現れた医師は「無痛ではなく、陣痛が分かるレベルの和痛分娩なら対応できる。しかし痛みがなくなる分、いきみのタイミングが分からなくなったりと分娩がさらに長期化する可能性がある。」という話と、硬膜外麻酔のリスクについての説明をしてくれました。

この時、既に日曜日の朝。金曜日からこちらに来て付き添っている夫も、本当なら(今日生まれないなら)そろそろ一旦東京に戻って出社しなくてはならないのでは・・・?という余計な心配が頭をよぎります。既に思考回路が途切れかけていた脳ミソに、更に長期化する可能性や麻酔のリスクを吹き込まれると、今まで「無痛分娩やりたい!」と思っていたくせに急に迷いが生じてくるものです。

傍にいた夫に意見を聞くと、「何を迷っているの?(長引く心配より、今は痛みを軽減したほうがいいんじゃないか)」と私を後押ししてくれたので、決心して麻酔投与を開始してもらいました。硬膜外麻酔といって、背中に針を刺す方法です。「痛いですからねー。」と針を刺す前に念押しされましたが、陣痛の痛みのあとでは全くと言っていいほど痛くなかったです。

麻酔を入れると、陣痛がコントロールされてきました。あくまでもこの病院が施してくれる処置は「和痛」なので、それなりに痛いのですが、「これは痛みじゃない。子供の頭が下がってきて、子宮口に圧力がかかっているだけだ!」と自分に言い聞かせれば絶えられるレベルになりました。痛みが強くなって辛くなってきたら、自分で3mlほどの麻酔を追加できるポンプのようなものも支給されました。これが本当に有難かった。

おそらくこの麻酔と一緒に陣痛促進剤なども投与されたのですが、決め手になったのは謎の「下痢止め薬」

バルーン→陣痛誘発剤→促進剤と処置を重ねても、私の子宮口の開きは6センチ、7センチ、8センチと超スローペース。5日目の夕方になってもそれ以上進まないので、最終手段として謎の「下痢止め薬」(医師の説明によると公式に子宮口を柔らかくする効果が証明されていないとのこと)を提案され、投与しました。なんとこれが功を奏し、「子宮口がいい感じになってきたので、そろそろ陣痛にあわせていきんでみましょう」と分娩は一気に最終段階へ。

今晩も病院に泊まりになる可能性もあったので、夕食後に仮眠をとるために分娩室から出て行った夫を電話で呼び出してもらい、医師や助産師数名が数名揃ったところでモニターの波を見ながら分娩開始。「最初からこの薬(下痢止め)を投与してくれればよかったのにっ!」と心で叫びながらそのあと約1時間弱で吸引娩出術の助けも借りながら頭囲11センチ超の我が子を外に出すことが出来ました。
子宮口は一般的に最大時10センチ開くと言われていますが、我が子はそれを超える頭囲で膣内や会陰などはかなり裂け、出血も多かったようですが、和痛分娩に切り替えてもらったおかげで母子揃って生きて分娩室を出ることができました。


ビバ・和痛分娩。


その後のその後。退院後数週間は様子を見ていたのですが、いまだに背中を曲げると麻酔を刺したあたりに少し鈍い痛みと違和感があります。母乳外来に行ったついでに体調を聞かれたので背中の痛みを伝えたところ、「麻酔したならそういうこと(痛みがまだ残る)もあるかもしれませんね」と言われました。日常動作に支障が出るほどの痛みではないので、もう暫く様子をみてみたいと思います。

 

 

分娩後記その3 疲労と痔の痛みで母子同室延期 に続く

 

 

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里帰り出産 (分娩入院以外)実際の費用

今回の里帰り出産にかかった費用は交通費、夫の食費、実家への謝礼、その他雑費を含めて約46万円也。お金で買えない時間、価値・・・考え方は人それぞれですが。。。

先週末に子供と二人、東京に戻って参りました。東京は暑いのでずーっとエアコンつけっぱなし・・・今月から電気代が楽しみだことー。オホホホホ。(暑くてテンションがおかしくなっております。)

 

費用については里帰り前に一度、想像の範囲で記事を書きましたが、実際に我が家では下記のような出費となりました。

 

里帰り費用(期間:4月末~7月中旬)

交通費 185,000円

実家への謝礼 100,000円

夫の食事代 76,000円

夫の両親接待代 62,000円

雑費 34,000円

 

細かく書きますと次のような内訳です。

交通費は私の往復1回(いずれも飛行機)と夫の往復7回(飛行機と新幹線半々)、子供を連れて帰ってきた日の羽田空港から都内へのタクシー代などが含まれています。

実家への謝礼の考え方としては、食費などの生活費として月々3万円。2.5ヶ月の滞在だったので7万5千円だとして、2万5千円は病院への送り迎えとかいろいろ他にもかかりますので謝礼としてキリのいいところで10万円としました。

夫の食事代は1日千円カウントです。

実家に滞在中、夫の両親が旅行がてら子供に会いに来てくれました。多額な出産祝いを事前にいただいていたので、この滞在のホテルとお食事などでお返しすることにしました。ホテル代(2名)、食事代(4名)、レンタカー代が含まれています。

雑費としては、実家の親戚にお祝いをあげたり(実家に滞在しなかったらあげなかったと思うのでカウント)、実家用のベビーベッドレンタル代、双方の実家や親戚へのお土産代、私の往復の荷物送料などが含まれています。

ま、普通に生活していてもかかる費用(夫や私の食事代、病院への交通費など)や原資有りの費用(夫実家からの出産祝いお礼の意味での接待)なども含まれますので、実際には約46万円の半分ぐらいとも言えます。

金額だけ見たら、里帰りは高くつく(場合もある)とも言えるでしょう。

しかしやはり、産後の体の辛い時期に家事を全て母がやってくれるこの日本古来のシステムはすごいと思いました。

幸いにも私には退職して元気な実家の母がおりますので、産前産後を通して、手厚い妊産婦介護サービスを2.5ヶ月も受けることができました。実家には父と母が二人のみ。毎日3食用意してもらい、掃除、洗濯、通院や夫の送り迎え。子供が生まれてからは毎日の沐浴や、おむつ交換も手伝ってもらいました。

大変贅沢な想像ですが、これを外注サービスに頼むと、かなりのお値段になるはず・・・。

そのほかにも96歳になる祖母に退院してすぐ子供を見せに行けたこと、たくさんの親戚が子供を見に来てくれたことなど、久しぶりに両親と過ごした2.5ヶ月の里帰り出産にはお金で買えない大きな価値があったと思います。

また、いとこや旧友が、子供服のお下がりや要らなくなった母乳パッドを持って来てくれたり、いろいろなアドバイスも聞くことができて有難かったです。

病院も東京より地方のほうが安くてサービスが充実していました。

 

肝心の夫ですが。

夫も退院の日に96歳の祖母の家に一緒に行きました。祖母の喜びようを見て、「たしかに実家が遠くて移動が大変だったけど、おばあちゃんのあの嬉しそうな笑顔を見たら里帰り出産にして良かったなあと本当に思った。」と言ってくれました。

夫ありがとー。大変だったね!

しかし夫は私の里帰りでどうなったかと言うと、ずっと疲れていて風邪気味で、一回り太り、子供が出来て禁煙外来に通ってやめた筈のタバコを私に隠れてコッソリ吸うようになっていました。(臭いで分かるぞ!)ストレスで大変だったのでしょう。

二人の子供の世話を二人でやるという考え方、夫の子育て参加や意識向上の観点から里帰りに否定的な意見もあります。

私自身も費用や価値観の両面から考えても、どちらが良いとハッキリ言うことはできませんが、東京に戻って再スタートと思って頑張っております!

 

以上、最後は少し話がズレましたが、里帰りにかかった実際の費用報告でした。